サラブレッドの血統の歴史
競馬界において数多くの功績を残しているサラブレッドは17世紀の初め頃、イギリス人のハンターが東洋の牡馬をイギリス在来の牡馬に配合したことで生まれたと言われています。
競争用に品種改良された軽種馬のため、競争時においては数分間で時速50~70kmの速度で走ることができます。このように品種改良されて優秀な血統馬が生まれることは、競馬の面白さの要因に含まれます。
また、現在のサラブレッドは父系の血統を辿ると3頭の馬に遡ることができ、この3頭はサラブレッドの「三大祖父」と呼ばれています。
馬名はそれぞれゴドルフィンアラビアン、ダーレーアラビアン、バイアリータークです。
今や三大祖父は約90%以上もの占有率を誇る大父系に発展しています。
このような三大祖父を父系に持つサラブレッドには300年以上の歴史があり、今となっては日本の大レースで大活躍する名馬となっています。
競馬が世界中においてブランド・スポーツと呼ばれる要因は、ゴドルフィンアラビアンのような大祖父を持つサラブレッドのような馬がレースで活躍し、世代交代してもその馬の名が競馬界において受け継がれているからです。この先、今度はサラブレッドを父系に持つ名馬が誕生する可能性が期待できるのも競馬の醍醐味と言えるでしょう。